【コナコーヒーとは】
ハワイ島コナ地区で栽培されるコーヒー豆は、世界中のコーヒー豆の収穫量の約1%以下という希少さ。コナ地区は世界有数のコーヒー栽培に適した生産地です。そのコナ地区で栽培された中でも、アメリカ合衆国ハワイ州の基準を満たした豆だけが「HAWAI・KONA/ハワイ・コナ」と呼ばれています。
コナコーヒーの基準はハワイ州の法律により厳しくチェックされ、合格したコーヒー豆だけに「品質証明書」が発行されます。また、大きさや外観、欠点数などで5種類にグレード分けされたものだけが正式に「コナコーヒー」として販売を許可されています。
等級の高い順に
・エクスストラファンシー ※上町珈琲のハワイコナコーヒーはエキストラファンシーのみ取り扱いしております
・ファンシー
・No.1
・セレクト
・プライム
の5等級に分けられ、それ以外はコナ地区で作られてもコナコーヒーと呼ぶことはできません。
生産量がとても少ないため、ハワイの法律は10%のコナコーヒーを使用さえしていれば「コナブレンド」としても良いとされています。そのため、私たちがハワイコナコーヒーと思って飲んでいても、実際は100%ではなく、他のコーヒー豆が多くブレンドされていることはよくあることです。それでもコナコーヒーの入った美味しいコーヒーは人気があり、そのようなコーヒーは他にどんな豆がブレンドされているかきちんと表示されているはずです。
100%純粋なコナコーヒーをお求めの場合は、しっかり説明表示されたもの、適正価格なのか見極めてご購入することをおすすめします。
ハワイコナ
【生産者】カンシーノ・ファミリーファーム
【地域】 ハワイ州ハワイ島コナ地区
【品種】 ティピカ
【精製】 ウォッシュド、ホシダナ天日乾燥
【等級】エクストラファンシ―
【スクリーン】 スクリーン 19アップ
【農園主について】
レイノルド・カンシーノはメキシコから移民。コナにはコーヒーピッカーとして出稼ぎにやってきたのが始まりだそうです。勤勉に成功を信じて働き、土地を購入しコーヒーの栽培を始めました。家族総出で農園を経営しているので農園にはファミリーと命名。コーヒーピッカーからコーヒー農園のオーナーへと転身し夢を成し遂げたアメリカンドリームの体現者でもあります。
【産地】
コナ地区は、ハワイ諸島で一番新しくて大きい島、ハワイ島の西側でマウナロア山(4200m)の麓に位置します。コナコーヒーと呼ばれるに相応しい地区は4 つに分けられます。北からホルアロア、ケアラケクア、キャプテンクック、ホナウナウです。また、コナコーヒーは、800フィート前後を南北に走るハイ ウェーによって、マカイ(海)コーヒーとマクア(山)コーヒーに分けられます。
【極選】
『ホシダナ』と呼ばれる移動屋根式の乾燥場で天日乾燥されています。
賞味期限:目安として発送日の1ヵ月後の日付が表示してあります。
保存方法:高温多湿なところは避けて保管して下さい。